読んで字のごとしですが、これは「野放し」という意味ではありません。ごく一般的なことを例にとれば、車の運転は合法ですが、免許を持っていない人、酒に酔っている人の運転は違法です。制限速度を超えて走行したり、車に危険な改造をするのも違法です。お酒やたばこは合法薬物ですが、やはり飲酒/喫煙年齢の制限、販売できる店舗などの規制があります。
欧米では「合法化」という代わりにたんに「regulation=規制政策」という表現が使われることもありますが、合法化するということは、お酒やたばこと同じように何らかの規制を設けるのが当然だという考え方からこのような表現が使われます。
薬物合法化の議論は、あくまでこのような規制を前提としたうえでの話で、マリファナ合法化の場合もさまざまな規制が考えられます。例えば、栽培免許制、販売免許制、販売時間の規制、年齢の制限、さらには広告、賞味期限、内容表示(農薬や添加物、故カール・セーガン博士が提唱した「R」値など)などに関する規制をはじめ、マリファナの喫煙が許される場所や車の運転に関する規制なども考える必要があります。
また、合法化すればマリファナを課税対象にできることも忘れてはなりません。お役所の仕事が増えてしまうのはあまりよくないと思いますが、取り締まり一辺倒の現状よりははるかにいい政策だと思います。
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