エルサレムのハダッサ大学病院では、マリファナに含まれる成分の一つであるカナビジオール(CBD)の糖尿病への影響をマウスを対象に調べたところ、カナビジオールが糖尿病の発病率を大幅に下げる働きがあることが分かりました・・・
2006年5月29日、イスラエル
エルサレムのハダッサ大学病院では、マリファナに含まれる成分の一つであるカナビジオール(CBD)の糖尿病への影響をマウスを対象に調べたところ、カナビジオールが糖尿病の発病率を大幅に下げる働きがあることが分かりました。
この調査は4〜5週齢のNODマウス(生後4〜5週間の非肥満糖尿病マウス)を対象に行われ、1日に体重1キロ当たり5mgのカナビジオールを10〜20回投与した集団と、まったく投与しなかった集団とを比較しました。
その結果、投与を受けたマウスの発病率が30%だったのに対して、投与を受けなかった集団は86%が発病しました。また、投与を受けた集団では、発病時期も26週齢と大幅に遅れました。
今
回の調査で観察されたカナビジオールの免疫調節作用について、調査を実施した研究者は「カナビジオールをタイプ1糖尿病への臨床応用につなげていける可能
性がでてきた」と話しています。タイプ1糖尿病患者の多くは、診断を受けた時点では依然としてインシュリンを製造する細胞が十分に残っており、このような
免疫調節治療が有効と考えられるということです。
原文:Weiss L, Zeira M, Reich S, Har-Noy M, Mechoulam R, Slavin S,
Gallily R. Cannabidiol lowers incidence of diabetes in non-obese
diabetic mice. Autoimmunity 2006;39(2):143-51.




